アイコク 神社
2006年2月6日一昨日、高校の友人とバレエを観にいった帰りに
もう一人友人を交えて、3人で食事へ行った
愛宕山にある、小さな和食屋さんで
食材のすべてを東京産のものだけで賄うので、店名も「T」という
後から合流する友人が少し遅れるとのことで
先にお店へ行ってビールを一杯飲んで待っていた
よく考えてみると、3週間ぶりに会う
しかも、3週間前にはじめて出会った人だから
まだ顔を合わすのは2回目なんだなと、少し緊張しながら待った
現れた彼は私の想像力が乏しいのか、リアルなのか
3週間前に見たのと同じ声で同じ表情の人だった
あぁ、無意識に美化していなくて良かった、とひっそり思った
着いて早々、「愛宕とは何て読めばいいの?」と聞かれたので
「逆に何て読むの?」と聞いたら、「アイコク」と答えられてびっくりした
とっても頭の良い人なのに、漢字には弱いらしく
その後も、メニューの漢字で珍しいものがあると「なんて読むのかな」とつぶやいていた
私は彼の隣に座りながら、親戚のお兄ちゃんと飲んでるみたいだな、と勝手にくつろいでいた
だけど良く考えたら、私の親戚にはお兄ちゃんにあたる人などいないので、
こんな人が親戚のお兄ちゃんだったらいいのにな、という願望だったのかもしれない
頭が良くて、静かで、たまに危うそうな素振りをする
床に置きっぱなしにしていたハンドバッグが、床暖房のおかげであったかくなっていて
「猫みたいにあったかいよ」と手渡したら
「本当だ」と言って、本当の猫を抱くように真剣な顔でバッグを抱えていた
この人は、時々びっくりするほどまっすぐに抱く
人でも物でも、まっすぐ見て、まっすぐ手を伸ばして、
そこに命があることを確認でもしているように、真剣に抱く
何かを用意するときも、慎重に手元を確認する
私がそんな彼に「まるで研究室で実験しているみたいね」と言ったら、困った顔をして「そんなこと言わないでよ」と返された
私は結構、その表情やしぐさが好きなんだけど、
とは言えず
心の中のつぶやき科白
もう一人友人を交えて、3人で食事へ行った
愛宕山にある、小さな和食屋さんで
食材のすべてを東京産のものだけで賄うので、店名も「T」という
後から合流する友人が少し遅れるとのことで
先にお店へ行ってビールを一杯飲んで待っていた
よく考えてみると、3週間ぶりに会う
しかも、3週間前にはじめて出会った人だから
まだ顔を合わすのは2回目なんだなと、少し緊張しながら待った
現れた彼は私の想像力が乏しいのか、リアルなのか
3週間前に見たのと同じ声で同じ表情の人だった
あぁ、無意識に美化していなくて良かった、とひっそり思った
着いて早々、「愛宕とは何て読めばいいの?」と聞かれたので
「逆に何て読むの?」と聞いたら、「アイコク」と答えられてびっくりした
とっても頭の良い人なのに、漢字には弱いらしく
その後も、メニューの漢字で珍しいものがあると「なんて読むのかな」とつぶやいていた
私は彼の隣に座りながら、親戚のお兄ちゃんと飲んでるみたいだな、と勝手にくつろいでいた
だけど良く考えたら、私の親戚にはお兄ちゃんにあたる人などいないので、
こんな人が親戚のお兄ちゃんだったらいいのにな、という願望だったのかもしれない
頭が良くて、静かで、たまに危うそうな素振りをする
床に置きっぱなしにしていたハンドバッグが、床暖房のおかげであったかくなっていて
「猫みたいにあったかいよ」と手渡したら
「本当だ」と言って、本当の猫を抱くように真剣な顔でバッグを抱えていた
この人は、時々びっくりするほどまっすぐに抱く
人でも物でも、まっすぐ見て、まっすぐ手を伸ばして、
そこに命があることを確認でもしているように、真剣に抱く
何かを用意するときも、慎重に手元を確認する
私がそんな彼に「まるで研究室で実験しているみたいね」と言ったら、困った顔をして「そんなこと言わないでよ」と返された
私は結構、その表情やしぐさが好きなんだけど、
とは言えず
心の中のつぶやき科白
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