どこでもドア

2006年2月20日
私たちの手にいつも握られているのは、どこでもドアのノブ

念じて、捻って、押して開けば、ほら、見たかった景色が広がる

学生時代散々な旅を共にした友人と、今あらためて当時を語る時、

御鮨屋さんのカウンターで、部長が日本酒を片手にビジョンを語る時、

一人で環七の歩道を走るとき、

其々に広がる風景。

確かに私はその時、その場でどこでもドアを開いて
かつて見た景色を、まだ届かぬ夢を、この道の向こうを、見ている

明日目がさめて、おはようと口にして、
次はわたし、何を見ているだろう、何を見にいくのだろう

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