帰り着く場所

2006年5月7日
帰りの鞄、また重い

理由は分かっている

旅先で買い集めた本がひっそりずっしりと詰め込まれているからだ

本は折りたためず、空気も抜けず、
時に角が頭に当たって痛かったりもして、
何しろ不便な持ち物だが、気に入ってしまうと持って帰らずにはいられない

東京に戻ってからAmazonで探せばいいのに、と
頭の中で冷静さを取り戻してみる

でもね、待てないのよね、そうでしょう?

分かっている、26年も同じ身体と脳で生きてきたのだから


変わらないものは変わらず

変えようとしない事が問題でも有り、変わらない自分を楽しんでいたりもする

自己満足、昔から、ね

帰りの新幹線、少し先の夢に、もうひとつアイデアを加えた

そうだ、大好きな本を並べよう

まだ先の話だけれど、忘れないよう、ここに書いておこう


子供の頃、古い古い我が家の物置の2階は姉が読まなくなった本が積み重なっていた
陽だまりの中、埃まみれになって読んだ本達

どこまで行っても、どこへ行っても、
きっと私が最後に帰ってくるのは、あの物置の2階だろう

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